こんにちは。
すっかり春めいてきたこの頃ですね。
別れと、そして新たな出会いの季節でもあります。今年も素敵な出会いが皆様のところへ訪れますように…
さて、11月の記事で、日本でのお産のスタンダードケアのことについて触れました。
今回は、その記事に補足して…私がたまたま出会い目にした本の中の言葉から、そして、そのすぐ後に出会った、先輩助産師の言葉からのお話です。
自分のお産について、産み方を考え、産院選びをする際に、何を大切にするのか…
私がたまたま手に取った本には、先輩ママからのメッセージとしてこんなことが書かれていました。
「お産にこだわることというのは、『何が一番大切なことか』ということを、しっかり考えて、自分で選んで決めていくということです。」
そして、私の尊敬する助産師の大先輩からは、”お産の心構え”として、こんな言葉を受け取りました。
「『依存』ではなく、『自力』でもなく『自立』すること。」
そこ(自立)には、自己肯定があり、ものごとが思うようにいかなかったとしても、自己責任としての受けとめ(反省)があります。
私には、この2つの言葉には共通のメッセージがあるように思いました。
今、一般的に妊婦さんに人気があるのは、ホテルのように綺麗な内装で、無痛分娩を提供していたり、豪華なお食事(お祝い膳)が出たりする産院です。
(もちろん実際の選択には、お産にかかる費用のことも関わってきますが…
無痛分娩には無痛分娩の良さがもちろんあります。
同じように、自然分娩には自然分娩の良さがあります。自然分娩では痛みを伴いますが、本来はそれと同じくらい、気持ち良さが感じられるものなのです!!(気持ち良さを感じるには、妊娠中…さらには妊娠前から心と体づくりをする覚悟も必要ですが…。自然分娩の気持ち良さについては、また今後記事にできたらと思います。)
ホテルの食事のようなお祝い膳は、とても豪華で産後の母の気持ちを満たしてくれるかもしれません。
でもそれは、赤ちゃんの体にも良いサラサラの母乳を沢山出してくれるような、産後の元気な体を作るための食事ではありません。
産後の母体(日本人)に本当に良い食事というのは、一見粗食に見える、昔ながらの調味料などを使った和食(お粥などを含む)なのです。
さて、あなたが本当に大切にしたいことは何でしょう…
本当に”こだわったお産”というものはどんなお産でしょう…
自分の大切にしたいことをしっかりと考え、自分で選択したことに責任をもつこと、また、自分自身の心と体づくりに責任をもつこと、それができて初めて納得と満足の得られるお産が実現します。
お産に限らず、人生において何かを選択するとき、自分にとって何が一番大切なことなのか、その選択に責任をもつことができるか…
ほんの少し立ち止まり、自分自身に問いかけてみると、道が開けていくのではないかと思います。
コイ